物語シリーズ 鑑賞の感想
化物、偽物、傾物、恋物、花物、憑物…
上記のものについては鑑賞を終えたが、忍野メメや貝木が出てくる話については見ごたえがあるように思った。
あの二人のキャラクター、飄々としたなかに強さや自分をしっかり持っている者、悪を生業にしつつも人を想う人間らしさをもつ者、というのが、俺は好きなのかもしれない。
発言のひとつひとつに深みがある。
ただ、それ故に、主人公の子供っぽさや甘さを煙たく感じてしまう。
全てを守ろうとする。全てを愛そうとする。
悪や敵をも守ろうとする。
甘ったるくて胸焼けがする。
全てを鑑賞したわけではないから全てを知っているわけではないが、扇ちゃんなんか早く忍ちゃんに食わせてしまえばいい。
そうしたら物語は終わってしまうが。