VEARLの日記

日常:釣り、旅行、ゲーム、音楽、アニメ、漫画、たまにギャンブル

原作小説 甲賀忍法帖

甲賀忍法帖を読み始めた。

 

昭和時代に忍者物を書いていたことで有名な山田風太郎氏の原作である。

 

まだ読了してはいないのであくまで予想ではあるが、アニメで視るよりも原作のほうが生々しくておもしろい。

 

気になるシーンもあって少しだけ飛ばし読みもしたが、いのちの精のシーンの天膳の雄に完全に切り替わった感じの台詞や描写はやはり原作のほうがリアリティーがある。

 

また豹馬と弦之助が天膳を仕留めるシーンでは、弦之助が意外に好戦的な性格であると読み取れる描写があって、アニメ版を先に知った俺にとっては衝撃的だった。

 

アニメ版と原作の比較、おもしろい。

 

恋物語

物語シリーズで最も好きな作品。

 

馬鹿でスケベな悪鬼羅刹の阿良々木くん(以下バカ)がほとんど出て来ないから

 

変な下ネタが少なくて、一般受けしないオタク向けのギャグもほとんどないから、物語シリーズ史上最も読みやすい作品。

 

 

まさか、彼女持ちの高校生が主役のときよりも、怪異を用いて悪行を働く詐欺師が主役のときのほうが読みやすい作品に仕上がるとは誰も思うまいが、残念ながら事実である。

 

すでにアニメ化もされた作品なのだが、やはり原作もおもしろい。

 

バカが妹の友人に片思いされたけど、すでに彼女がいたことで、妹の友人が狂って蛇神になって、数ヵ月後高校の卒業式を迎えた日にバカとその彼女らを殺そうとするところから物語が始まる。

 

バカの彼女(以下ガハラちゃん)は、過去に詐欺を働かれた詐欺師(貝木泥舟)に助けを求めるという最悪の手段を取って…

 

という感じの話。

 

人生に役立つ話も、恋愛の真実も、詐欺師なりに話してくれる名作。

 

場所によっては図書館に置いてたりもするから是非一度読んでいただきたい。

現代語裏辞典

図書館で借りて読み出したが、なかなかにおもしろい。

 

 

[オナニー]こんなに俺が上手だって誰も知らない。

 

[憩室]大便の休憩室。

 

[海驢]その一夫多妻ぶりを人間の男性から羨ましがられる海獣

 

辞書を傍らに置いての拝読を薦めるが、言葉を覚えるのに役立つ。

 

楽しく言葉を覚えたい方は是非一読を。。。

likes likes likes but how many people loving you

おべんちゃら、建前を使ってまで、誰かに好きになってもらおうとしても

 

愛してもらうことはできない

 

トラブルこそ起こらないとしても

 

絶対に愛してもらうことはできない

 

だったら俺は

 

金銭至上主義を貫く

 

貝木の言葉そのものだが

 

 

俺は金が好きだ。愛も買える。夢も買える。人も買える。命も買える。

 

何の代わりにもなるし、その上でかけがえのないものではないから好きだ。

 

 

そして人は良くも悪くも裏切るが

 

金は人を裏切らん。国家が潰えない限りは。

 

 

 

 

またしても

今日、ちらっと現代語裏辞典を拝読する。

 

 

ブラックジョークの魔人、筒井康隆氏の著書である。

 

 

やはりおもしろい。

 

 

そしてひどい。

 

 


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あんなひどいことを書く作家の作品など読んではいけない。

 

 

不眠続きなので、サイクリングで運動しておいてよかった。

 

 

明日、よい目覚めで1日が始まればよいのだが…

 

恐らくまたしても…(予感)